訪問リハビリと訪問マッサージの違い
2021.02.08
訪問マッサージと訪問リハビリなんとなく似ているけどどう違うの?
違いがよくわからないってケアマネージャーさん実はかなり多いです。
簡単にご説明しますと、
【制度について】
訪問リハビリは介護保険で主治医の意見書等を必要としますのでケアマネさんは一手間かかります。
訪問マッサージは医療保険で主治医の同意書を取り付けます。
当院におきましては、ケアマネさんの手を煩わせることがないようお手続きは全てこちらで事務手続きをしていきますので手間が省けます。
【内容】
訪問マッサージは、国家資格のマッサージ師が自宅や施設へ訪問してマッサージを行います。
訪問リハビリは、理学療法士等によるマッサージが行われます。
リハビリに関しては、理学療法士が得意としますがマッサージに関しては、餅は餅屋。私どもマッサージ師が得意とするところでございます。
どちらも医療上、介護上必要なサービスになります共通しております。どちらを利用するかは、ご本人の意向に沿って使い分けて良いかと思います。
例えば、寝たきりや車いすの方など関節が硬くなったり麻痺がある方などに対しては、筋肉を暖め痛みや痺れの改善や筋肉の柔軟性を引き出すためには、訪問マッサージによる施術を検討してみても良いのではないでしょうか?
立ち上がりや座位、移乗等の動作訓練は訪問リハビリがより適しているかと思います。
当院での、訪問マッサージは起立訓練や座位保持、歩行訓練やご自宅で出来る機能訓練も行なっております。
まず、マッサージで筋肉を緩め血行をよくした後に筋肉に刺激を与える機能訓練を売りにしております。
また、訪問リハビリと併用されている方もいらっしゃいますので
お気軽に使っていただきたいと思います。
【費用と時間】
ちなみに費用の面では、施術時間も異なりますが、
訪問リハビリですと介護保険で一回1時間¥968
医療保険の訪問マッサージは、一回30分¥400と半額以下です。
また、身体障害者の1〜3級の方は、浜松市の医療助成が使えますので実質0でのご利用ができます。
【当院を利用するメリット】
週に1〜3回ご訪問することで安否確認や日頃の過ごし方やちょっとした変化を観察することができるため、すぐにケアマネへご報告を入れます。
また、マッサージが30分で訪問リハビリより時間が短いと思われますが、
ご高齢者が1時間マッサージを受けているのは余計に疲れてしまいます。
30分程度の中で、日常生活を過ごすご自宅でどのように運動や体操をしたら良いか?例えば自室にあるタンスに手をかけてこういう運動をしてくださいね。と身の回りにあるもので十分にご自身で体を動かせるようにアドバイスができます。
施術報告書をケアマネさんへお送りしております。
どのような施術をしてどうご本人が思っているのかどう変わっていくか等の変化をお伝えしております。
当院では、介護施設への訪問もしております。現在、コロナのため自粛しておりますが市内8施設受け持っております。