運動不足や運動のしすぎによる腰痛
2021.08.19
運動不足や運動のしすぎによる腰痛
運動不足でも、運動のやり過ぎでも腰痛の原因になることがあります。
パソコン等の普及によるデスクワークや電車や自動車等の移動手段の発展により
現代人の多くが運動不足を感じています。
また日本人の筋力低下が低下しているのは間違いなく事実としてあります。
筋力低下と腰痛の因果関係も当然にあると言えるでしょう。
よく言われているのが腰痛になるのは、腹筋が足りない。背筋を鍛えた方が良いなどと聞いたことがあると思います。
しかし、お尻にある『大臀筋』という筋肉がより重要になってきます。
腰痛持ちの方が、急に筋トレ等のトレーニングを始めて余計に悪化したという方もいますが順番が違います。普段、ろくに歩いてもいない方が筋肉や関節に負担をかける運動は痛めて当たり前です。
人間も動物ですので、まずは基本的な『歩くこと』から始めてみては如何でしょうか?
歩くことで無理なく姿勢を保持するため腹筋、背筋、下肢の筋肉、大臀筋も当然無理なく
動かすことができます。
また、肥満の方は肥満体型により悪い姿勢を余儀なくされ骨盤を歪み腰痛を出現させます。
次に、運動のしすぎによる腰痛です。
何でもやり過ぎてはいけません。オーバーユースと言って使い過ぎによる痛みの代表的なものが腱鞘炎やテニス肘などが挙げられます。
激しい運動により細胞内では酸素が大量に使われる事で老廃物を作り出します。
よく乳酸が溜まったなんてこと聞いたことないでしょうか?
こういった老廃物により【コリ】となり筋肉の硬さを生んでしまい腰痛の一因にもなります。
まずは、腰痛のケアとしては、一般的にはウォーキングだと思います。
腰痛予防に欠かせない筋肉を無理なく鍛えることができます。
ウォーキング(歩行)は厳密には運動とは言えません。
動物の3要素❶捕食❷生殖❸移動の中の移動の一つに過ぎないからです。
動かなければ他の動物に攻撃されてしますからです。
ランニングや筋トレ等のいわゆる運動は身体を痛めつける要素もありますが、
歩行は移動であるため体の調子を整えるという自然な役割もあります。
決して走らずまずは歩行から徐々に始めていってはいかがでしょうか?
当院では、腰痛のアドバイスをしております。腰痛にお悩みの方、お気軽にお越し下さいませ。