腱鞘炎について
2021.02.25
腱鞘炎の痛みや施術について
①腱鞘炎とは
オーバーユースシンドローム(使いすぎ)で起こる症状で結論から申し上げますと、安静にすれば痛みが治まるというものです。
そうはいっても、使いすぎているぐらいですので使わないということは日常生活においてはできません。
『腱』とは、筋肉の伸び縮みを伝える紐のようなもの。
『腱鞘』とは、腱の位置を固定しずれないようにする鞘(さや)のようなトンネルです。
腱鞘炎は、この腱鞘の中で腱が何度も動き擦れあうことにより炎症が起こるものです。
特に多いのが、出産後のママさんや中年の女性等に多く女性ホルモンの乱れ等によるものと言われております
②症状の前兆と初期症状
【前兆】
・手や指が動かしにくい
・手や関節を動かすとすぐに重だるさを感じる
・痛みはなくても腫れや熱っぽさがある
【初期症状】
・動かし初めに瞬間的に痛みを感じるがすぐ消える
・痛みの部位を自分で特定できない
・手を動かすのに不快感がある
③当院の施術
漢和堂療院では、痛みを抑えるために電気療法や超音波療法を用いますがこれだけでは、正直申し上げて良い成績があげられません。
そこで当院では、【鍼灸】を用いることで通院頻度を少なくしかつ即効性の施術を行っております。
現在のところ、痛みが取れずにクリニック等に行ったというお話は聞いておりません。
中には、ステロイド注射を数回打っても痛みが引かずに次回は手術になりますという方も2回で痛みが治まりました。
なかなか症状が改善されない理由としては、『腱』、『腱鞘』は血管が少ないため代謝が悪いので一度痛めてしまうと回復に時間が掛かってしまいます。
そのため、【少しでも早くケアをする】ということです。