ぎっくり腰について
2021.01.29
【ぎっくり腰】とは
ぎっくり腰とよく耳にすると思われますが、正式には「急性腰痛」といいます。
名の通り、突然急に腰に激痛がありその場から動けなくなったり、座り込んだまま立ち上がれなくなったりする重度のものもあります。
あまりの急な激痛のため欧米では、『魔女の一撃』と呼ばれています。
さて、一般的に重たいものを持ち上げたときに起こると思われがちですが実は、くしゃみや席など瞬間的に力が入る時や朝、起きようとしたら痛めた、顔を洗おうとかかんだ時に痛めた
物を取ろうとしたら痛めたなどふとした動きで痛める事の方が実際は多いように感じます。
それぐらい日常生活の何気ない動作でぎっくり腰が誰にでもおこりうるということです。
突然の激痛に襲われることから「骨がどうかしたのではないか?』と思いますが、実はぎっくり腰は腰の筋肉のちがえや肉離れのようなものとイメージしてください。
腰椎(腰の骨)からくるぎっくり腰もあるので一概に筋肉のみとは言い切れません。
原因もはっきりとコレといえるものがなく現状では、【原因不明』とされています。
可能性として考えられるのは①筋肉の疲労②冷え③ストレス④内臓由来のもの⑤運動不足などがあります。
また、ぎっくり腰になる少し前に【腰が重たい】【腰の違和感を感じた】という方も多数いらっしゃいます。
その頃から腰には何らかの危ないぞぉというサインが出ていたということですね。
動けなくなる前にケアをすることをお勧めします。また腰痛を持病とされている方は日ごろのケアを忘れずに。
ぎっくり腰は1週間程度で痛みが取れますが、痛みがなくなったからと治ったと一般的には認識されますが、私たちは痛みが取れたから良くはなったが治ったとは言い切れません。
ダメージを負った筋肉がまだ硬いままであれば、いずれ再発する可能性は非常に高いと考えます。
痛みがなくてもしっかりとその筋肉の柔軟性や張りを取った上で『良し!これならとりあえず元に戻せた!終了!!となります。
特に中高年の方であれば、しっかりとケアしないと再発の傾向が多くみられます。
当院では、腰痛に特化したマッケンジーエクササイズを取り入れながら再発せずはつらつと日常生活を送れるようサポートしております。
お気軽にご相談ください。土曜日・日曜日も時間帯により施術しております。